冷淡男子の隣がいい
紅葉side
「あの冷淡王子が微笑んだ…ねぇー…」
「本当なんだって!笑ったんだよ!」
私は次の日、最近の月満くんとの交流を
親友の真希ちゃんは把握してたらしく
「今日は全部吐くまで帰さん…」
ということらしく休み時間全てと
放課後の時間で月満会を開いていた
「しかし、あの冷淡王子が微笑むなんて……意外と脈アリかもね」
「確かに、月満くん最初は怒ってたけど、徐々に私に慣れてきんだと思う
猫撫でてること言っても怒んないもん」
「…噛み合ってる?話噛み合ってるよね?」
でも、猫ってもっと懐いたらもっともっと甘えるのに…
そこら辺はやっぱり人間と猫の差?
「ちょっと、戻ってきて」
「あ、ごめん…それより部活行かないでいいの?」
「え、今更?今日からテスト一週間前で部活は休み〜」
…ぬ、テスト一週間前!?!?