冷淡男子の隣がいい

「今回全然勉強してないー!」

「今回"も"の間違いじゃない?」

真希ちゃんに痛いとこ突かれて何も言い返せない…

「図書室、行ってみたら?」

「…図書室?誰もいないから?」

「誰もいないとは限らないでしょ」

真希ちゃんはニヤニヤしてる…

「私、もう帰るから、紅葉は図書室で勉強しておいで」

「…じゃあ、そうする……」

内心不思議に思いながら、真希ちゃんとバイバイし、図書室に向かう





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