冷淡男子の隣がいい
紅葉side
「…猫カフェって……意外…」
「すっごく可愛かったよ〜!」
前からご褒美の存在を知っていた真希ちゃんに
先日の猫カフェ行きを報告中
「それは、猫が?王子が?」
「えっ……どっちもっ///」
「…ごちそーさまー」
真希ちゃんは私の照れ様に呆れた顔をしていた
「それにしても、本当に意外」
「私にしたら、冷淡王子って言われてることの方が意外だよ」
「…ちょっと見てみる?」
…何を?って聞く前に
私は真希ちゃんに廊下へ連れ出された