木からlove

本鈴が鳴りそうだったから席に着いた。
裕也は


「女がいれば、人生100倍楽しいのに。」


とか言いながら席に着いた。

その思考が信じられねー。


「ねぇねぇ聞いた?
 ついに隣のクラスの桂木さん、
 暴力振るわれて足捻ったみたいよ。」

「マジで?!
 いつか逆恨みで、傷だらけになるとは
 思ってたけど……。
 2年の最初かぁ。」

「桂木さんって、
 どんな性格してるんだろうね。」

「確かに!!
 気になるわー。」

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