【完】イケナイ恋~先生と私~






「その手紙は早織さんへだって。
 中身読んじゃったけど・・・、読んでよ。


 ううん、私が読んであげる。」




先生にもお父さんの思いを聞かせたかった。
どんな思いでお父さんは、この手紙を書いていたんだろう。



それを私は壊す。
だって・・・、私の願いを叶えたいから。



私はもうどうなったっていいから。
これが一番いいと思ってる。



「早織へ・・・。」







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