【完】イケナイ恋~先生と私~
早織へ
これを読んでいるということは
何があったかは分からないが
僕がこの世にいないということだろうね。
これから書く事は
僕の胸の中にしまっていようと思うことだから。
智香子は僕の子供じゃなかったんだね。
本堂先生の子供。
ふたりのことは何となく想像ついてる。
君の同僚から噂を聞いてね。
詳しくは聞いてないし、調べようとも思わない。
君自身が好きだし、智香子のことも
愛しているからね。