【完】イケナイ恋~先生と私~
「G学園は屈指の陸上校で、世界的選手も輩出してる。
いち早く情報を持つのは不思議じゃないね。」
「なみも詳しいよね・・・。」
「一応、トプレベ選手ですから。」
「・・・俺の情報網もだいぶあるだろうが。
いやそれどころじゃない。」
話がだいぶ脱線してましたもんね。
「G学園に行って、これに賭けようと思う。
向こうで成功して一人でも生活できるようになりたい。
そうしたら、智香子の貯金を作っていきたい。」
「なんで・・・。」
「お父さんの宝物だし、私も出てきちゃったけど
やっぱり智香子のこと好きなんだ。
忘れてくれていいから、支えたい。
本当の家族を作る手伝いをしたい。
大吾お父さんのやり残した分を・・・。」