【完】イケナイ恋~先生と私~






それから3週間が経った。


学校のことは詩麻と敦君がやってくれたから
なみと見学しに行った頃には
もう話がまとまっていた。


荷物を取りに行ってくれてた後、
怖かったけど私は詩麻に早織さんたちの様子を聞いた。



「智香子ちゃん、もう大泣きしてたよ。
 お姉ちゃんどこいったの、どこいったのって。
 早織さんも弱ってたし。

 本堂先生もいたよ。
 二人共居場所聞いてきたけどもちろん言ってないし
 これからのことも言ってないから心配しないで。
 ギリギリまで書類は先生に知られないように、
 学校にもお願いしてるから。」



よかった・・・。

智香子には申し訳ないけど。


一緒に暮らしているのかな。
そうじゃないと私がここまでした意味がないんだけど。





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