【完】イケナイ恋~先生と私~
夢、夢、夢だ。
「夢じゃないですよー。」
「やはり?」
この前担任の本堂瑞季に告白されました。
その先生は人気者です。
一応、付き合ってます。
「一応って何なのかな、梨香子?」
「耳元で名前呼ばないでー!」
「ったく先生、梨香子虐めないでいただけますか?」
「ついね。
初々しいものだから♪」
今は詩麻も入れて3人で、陸上部に向かっています。
走る気になったわけじゃないけれど、
いつまでも敦君から逃げるわけにはいかないし。
自分自身、いつかまた走りたい気持ちもあるから。
仮入部、最初は選手登録なしって約束で。