凛と咲け。


「えへへっ。

…まあ、大丈夫です」


「そうね。

顔は赤いけど、お熱かしら?」


先生はわざとらしく微笑み、
あたしをからかう。


「全然ですっ!!」


さっきのことを思い出し、
顔が熱くなる。

急に、恥ずかしさがこみ上げた。


「…じゃあ、

ちょっと軽く話せるかな?」


さっきまでの顔とは違う、
真面目な顔で問いかけた。


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