蛟神社物語−星花降る夜−
虹明「尊緑。お前は甘すぎる。」


尊緑「…唐突だね。」


虹明「星花の巫女として保護しなければならないのはわかる。だが、あのこに対してお前は甘すぎる。」


尊緑「好きなこを大切にしたいと思うのはそんなにいけない事?」


虹明「いけないわけないだろう。」


尊緑「じゃあ何がいけないの?」


虹明「星花の巫女として魔を払うことを避けてとおることはできない。」


尊緑「わかってるさ。でも今はまだ早過ぎる。だから時期がきたら、ね。」
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