- 黒 の 魔 法 -
『我の名は“黒の神”そなたに、力を授けよう。だが、そなたはどうなるか分からない。死に至こともある。それでも、するのか?』
「ダメだよ!リア様…」
「考え直せ。」
急に出てきた、ハクとコク。
でもね、しなければならないの。
「リア様が、死んじゃうかもしれないんだよ!」
死?そんなもん今更怯えたって意味ない。
私は自分にできる事をしなくてはならない。
「それでも、します。」
『分かった。
我の魂をそなたに!』
ーーピカッ
「…うっ…うわあああああぁぁぁぁ!」
眩しい光と共に、全身が剣で刺されているように痛む。
「「リア様‼︎」」
意識がもうろうとする。
でも、我慢しなきゃ…