- 黒 の 魔 法 -

「コクちゃぁん?いつからそんなお口になったのかなぁ?ん?八つ切り?おっけぇー★」


「リ、リア様。ごめんなさぁぁい」


え?コクってこんなキャラだったっけ?


今のコクは、目がウルウルしてて、ベッドの下にいるから上目遣いになっている。


「…可愛ぃ…」


そう言うと、私はコクに抱きついた。


「うぅ…リア様。苦しいぞっ。」


可愛いすぎる。


「ちょっとー‼︎僕もいれてよー!もぅ!知らないもんねー!」


ハクは私達にほっぺを膨らましながら背中を向けた。


可愛い…やばい。朝からこんなものを見れるなんて幸せすぎる…


私の頭の中は二人でいっぱいだった。
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