- 黒 の 魔 法 -
一応、ここも学園なので8時に部屋から出た。
すると、すずも同じタイミングで出てて
「わぁ!リアー!おっはよー!」
「テンション高いね。おはよう」
「だ、だってね、朝起きたらここどこっ!?ってなったんだよ?思い出した頃には嬉しさが…」
すずと同じこと考えていたんだ。
嬉しいような、悲しいような…
すると、103号室のドアが開いた。
「ふぁー。ん?わぁ!姫達。朝から会えるなんて私は光栄ですよ。」
口に手を当てながらアクビをする四條。
「あはは!おっはよ!仁君!」
え?すず、いつのに名前で呼ぶ関係になったの?