- 黒 の 魔 法 -
ーーー数分後
四條君は今すずの部屋にいる。
そう、綺麗にしてくれるのだ。
「えっと、姫のどちらからしたらいいのですか?」
「…じゃ、私からで」
すずが言った。
「姫は、まずコンタクト持っていますか?」
「はい、一応。」
「じゃ、明日からコンタクトにして下さいね。そして、髪の毛がボサボサなので少し切りましょう。ボブでいいですか?」
「お、おまかせで」
「分かりました」
すると、四條君の手がハサミへ。
どんどん、すずの髪の毛が短くなっていく。
「これで、終わりです。一回眼鏡をとってくれますか?」