- 黒 の 魔 法 -
翌朝、私達はいつもより早く起きて、髪の毛をセット。
すずはコンタクトをし、私は髪を巻いた。
そして、白翼の五神として登校するために、ドアの前で待ち伏せ。
まず、初めに四條 仁のドアが開いた。
「姫…美しいでございます。襲いた…」
「ありがと‼︎」
危ない、危ない。また、四條君が変な事を言いそうになった。
次に、遊馬 蓮のドアが開いた。
「…あぁ?お前ら誰。四條の女?」
私達は一斉に笑った。
「違うよ!私、すずか。隣がリアだよ!」
「へ?」
遊馬君はポカーンとした顔で口を開けている。