- 黒 の 魔 法 -
そろそろ時間だと思い
「えっと、行かなきゃならないから、安藤君っ、またおしゃべりしよぉーね?」
面白がってちょっとぶりっ子してみた。
安藤君は顔真っ赤。
なぜか、サフィン、遊馬、四條、そして他の男子も…風邪?
ま、いっか。
廊下を歩くと、自然と人は隅に寄り、白翼の五神の美しさに目を離せなかった。
「じゃ、私はこのへんで」
四篠くんは、B組だったね。
あれから数分後
X組のドアの前まで来た。
他のクラスとは違う豪華さ…
他のクラスは普通の木のドアだが、X組はドアは黒でかっこ良くしている。
その豪華なドアを開けてはいると、
机はカラフルで、窓は大きくて、床は大理石…
これは、差別だ!
でも、今日から私達も使うのでいっか!