君が好き。2~大好きな彼と結婚する方法~
語尾は橘さんの声まねして言うと橘さんは笑ってくれて。鼻を啜る。
「なによ、それ。全然私に似ていないんだけどっ!」
「えー!そうかな?けっこう似てると思ったんだけど」
「全然よ!私はそんな不細工な声じゃないわ」
「なっ!不細工って、失礼ね!」
良かった。いつもの橘さんだ。
「...そう、ね。あなたの言う通りよ。私、やっぱり剛さんが好き」
橘さん...。
自然とお互い離れ、見つめあってしまった。
「櫻田さんがきっかけをくれたから。...だから私も逃げるだけじゃなくて、ちゃんと剛さんと向き合うわ」
「...うん!」
「それで言ってやるわ。あなたは単純に人を信じすぎって。...それと嘘つきってね」
そう話す橘さんに思わず笑ってしまった。
「そうよ、その意気よ。因みにちゃんと話すときはさっきの私みたいに藤原さんを正座させなくちゃだめよ?」
私の言葉に今度は橘さんが笑い出した。
もう大丈夫ね。藤原さんと橘さんならきっと大丈夫。
ずっと二人を見てきたから分かる。
ちゃんと言葉にすればお互いきっと分かり合えるはず。
だってお互いがお互いを強く思い合っているんだから。
そんな時、私達の真似をするように突然笑い出した光太君。
驚きながらも橘さんと二人、そんな光太君を見て笑ってしまった。
うん。絶対に大丈夫だね、光太君!
「なによ、それ。全然私に似ていないんだけどっ!」
「えー!そうかな?けっこう似てると思ったんだけど」
「全然よ!私はそんな不細工な声じゃないわ」
「なっ!不細工って、失礼ね!」
良かった。いつもの橘さんだ。
「...そう、ね。あなたの言う通りよ。私、やっぱり剛さんが好き」
橘さん...。
自然とお互い離れ、見つめあってしまった。
「櫻田さんがきっかけをくれたから。...だから私も逃げるだけじゃなくて、ちゃんと剛さんと向き合うわ」
「...うん!」
「それで言ってやるわ。あなたは単純に人を信じすぎって。...それと嘘つきってね」
そう話す橘さんに思わず笑ってしまった。
「そうよ、その意気よ。因みにちゃんと話すときはさっきの私みたいに藤原さんを正座させなくちゃだめよ?」
私の言葉に今度は橘さんが笑い出した。
もう大丈夫ね。藤原さんと橘さんならきっと大丈夫。
ずっと二人を見てきたから分かる。
ちゃんと言葉にすればお互いきっと分かり合えるはず。
だってお互いがお互いを強く思い合っているんだから。
そんな時、私達の真似をするように突然笑い出した光太君。
驚きながらも橘さんと二人、そんな光太君を見て笑ってしまった。
うん。絶対に大丈夫だね、光太君!