『友人狩り』
―7時45分。
集合場所:3年B組の教室。
集合時間:8時。
雫たちは集合時間の15分前に教室へ着いたが、クラスメイト全員がもう教室にいた。
「雫、おはよう!!」
クラスメイトの鈴城絵里は雫が教室に入ってくるなり、雫に駆け寄り声をかけた。
「おはよう。」
絵里は航平と同じ班であるため、クラスの女子の中で1番よく話すほうだ。
「ねぇ、今日の遠足おかしくない??さっきもクラスの皆で話してたんだけど…。堂島君は何か聞いてない??」
絵里は雫の隣にいる郁哉に尋ねた。
郁哉はこのB組のクラス委員長をしているため、絵里は郁哉が今日の遠足のことについて何か先生から聞いているのではないかと思い尋ねた。
「悪いけど、俺は何も聞いてない。」
郁哉はそう答えた。
「そっかぁ。」
絵里は苦笑いするしかなかった。
「でも、B組だけだよな。私服なの。」
航平は廊下に目を向けながら言った。
確かに私服で登校している生徒はB組だけで、雫たちは登校中そのことについて話してきたのだが、答えらしい答えを導くことはできなかった。
集合場所:3年B組の教室。
集合時間:8時。
雫たちは集合時間の15分前に教室へ着いたが、クラスメイト全員がもう教室にいた。
「雫、おはよう!!」
クラスメイトの鈴城絵里は雫が教室に入ってくるなり、雫に駆け寄り声をかけた。
「おはよう。」
絵里は航平と同じ班であるため、クラスの女子の中で1番よく話すほうだ。
「ねぇ、今日の遠足おかしくない??さっきもクラスの皆で話してたんだけど…。堂島君は何か聞いてない??」
絵里は雫の隣にいる郁哉に尋ねた。
郁哉はこのB組のクラス委員長をしているため、絵里は郁哉が今日の遠足のことについて何か先生から聞いているのではないかと思い尋ねた。
「悪いけど、俺は何も聞いてない。」
郁哉はそう答えた。
「そっかぁ。」
絵里は苦笑いするしかなかった。
「でも、B組だけだよな。私服なの。」
航平は廊下に目を向けながら言った。
確かに私服で登校している生徒はB組だけで、雫たちは登校中そのことについて話してきたのだが、答えらしい答えを導くことはできなかった。