逆ハーレムに巻き込まれました。
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それに初めて気付いたのは、1時間目の授業が始まってすぐのこと。
「……ん?」
自分の席に座って大人しく授業を受けていると、どこからか視線を感じたのだ。
(まぁ私、昨日嫌ってほど目立つ事しちゃったからなぁ……)
もしかしたら、誰か偵察でもしてるのかもね。普段の授業受けてる姿なんて見てもなんの情報も得られないと思うけど。
そう考えた私は、特に気にすることなく一時間目の授業を終えた。
しかし、そこで予想外の事が起こった。
――その視線は、それから数時間経ったお昼休みになっても全く変わらなかったのだ。
(うぅーっ、ムズムズする!誰よずっと見てるのは!!)
とうとう我慢ならなくなった私は、昼休みになった瞬間犯人を捕らえるべく走りだした。
事情を話したクリュウも協力してくれることに。