ー恋 愛ー
ー翌日ー
朝は皆見事にリムジンに乗って来てて、私はそれを口を開けて見ていた。
お嬢様、お坊っちゃまってすごい。
心の底でそんな事を思う。
ガラッ。
「あ、ゆき〜!
おはようっ。」
璃奈が挨拶してくれる。
隣には、当たり前のように西山君がいるけど。
「おはよっ!」
席に着くと、隣から感じる変な気配。
ぱっと見ると、
「げっ。」
忘れてた。
「よぉ。
俺の顔見てげっ、なんて度胸があるじゃねぇか。」
私の隣は、愛坂なんだった。