ー恋 愛ー
出会い



ムカつくムカつくムカつく!


あんな人と同じ教室とかやだ!


そう思った私は教室を飛び出した。




ガラッ。





どんっ。



勢いよく飛び出したため、誰かとぶつかってしまった。


「あっ、すみません!」



「こっちこそごめんね?

怪我、無い?」



目の前に居たのは世でいう爽やかボーイ。



清潔感があって、笑顔が眩しくて…


これが、一目惚れってやつ…?



すごい、なんか運命みたい。


なんちゃって。





「あの…?」


「えっ?あぁ、ごめんなさい。


えと、何でしたっけ?」


「怪我してない?」



「あ、はい!
全然ぴんぴんです!」




と、よくわからない事を言ってしまった。



「ふふっ。
君面白いね。


…じゃあ。」



そう言って、どこかへ言ってしまった。




多分、学年だから、また会えるよね。












「チッ。」




愛坂が舌打ちをしてたのなんて知る由もなかった。







< 18 / 19 >

この作品をシェア

pagetop