さよならまでの時間。
プロローグ

あなたは「運命」とは何、

と聞かれたら何と答えますか。


「運命」を信じますか。


あの頃のあたしは「運命」なんて、

まったく信じてはいなかった。


人の命なんか儚いものだと思っていたから。


だけど…、

あのとき届いた1通のメール。


差出人は、何も知らない男の人。
< 1 / 9 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop