ヴァンパイアナイトの約束


「…本当は、怖い。ヴァンパイアは私にとって猛獣であって醜い化け物………」


と、言った時に


ルナもヴァンパイアだということを思いだし


急いで口を閉ざした。


「ごめんなさい…私……」


「いや、いいんだ。お前を襲うヴァンパイアも俺も…同じなんだ」


「違うっ…!」


相手の言葉を否定すると


ルナは驚くように私を見つめた。

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