先生の家政婦


入学式から2週間くらいたった。


やっと学校にいくのに慣れてきたって感じ。




「ひろしぃ~」


まただ。


入学式ほど群がってはいないが女子たちが先生を見つけるたんび用もないのに引き止めていた。



呼び方も"宏志先生"から"宏志"と変わっていた。



みんなが言うからあたしも自然と宏志と言っていた。




でも、この学校ではあだ名が当たり前みたいな感じであたしたちの担任はユミちゃん、数学のおじちゃん教師はウッチーとまあ、こんな感じでもうすぐ4月が終わろうとしていた。






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