LOVERS STORIES
安心できる体温―リフレイン―

「潤、お皿取ってもらっていい?」




「あぁ」




何気ない休日のお昼。




あたしは潤と一緒にお昼ご飯を作っていた。




「水樹、これでいいか?」




「うん!ありがとう」




あたしは彼からお皿を受け取り、出来上がったオムライスを盛る。




「雅樹達、お腹空かせてるよね!早く持っていこーー…」




あたしはオムライスの乗ったお皿を持とうとした。




その時。




「ひゃっ!」




いきなり潤にギュッと抱き締められる。




あたしは訳も分からず、彼の腕に包まれていた。






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