LOVERS STORIES
「カナ、にね?“たまには一ノ瀬さんを誘惑してみたら?”って言われて……その時にプレゼントされたのが……」
「これ、ってワケか……」
それは……妖艶なレースが付いた、真っ赤なブラジャーとショーツ。
こんなの、恥ずかしくて着れないよぉーっ!
「ふっ、可愛いじゃん。着てみろよ」
「やっ、やだ////!!」
あたしが小さくなると、慎也が後ろから抱き締めてきた。
「まぁまずは着る必要ないな。今から、また脱ぐんだし」
「へっ?んっ……」
胸元をまさぐられ、甘い声が漏れる。
「あとで俺が着せてやるから」
あたしはその言葉に、顔を赤くするしかなかった。
―END―