同期が急に変わったら…。
いつもの感じで食事して、
いつもの感じで話をした。
『隆也、なんだったの?』
『ああ、三鷹のプレゼンの事。』
『大変なの?』
『それなりにな。』
『そっか。』
『まあ、残業が少し増えるかな。』
『体、壊さないようにね。』
『おう。
いずみ、心配してくれてんの?』
『まあ…ね。』
なんだか。
将生の仕事がどんどん増えて、
本当に心配になってくる。
せめて、
ここでゆっくりさせてあげたい。
そう思っているのに、
なにもしてあげられない。
無力な自分にガッカリする。
食後。
4人用のダイニングテーブル。
ノートパソコンと書類を広げて
仕事をする将生。
仕事してる将生って、
やっぱりかっこいい。
悔しいけど、
見惚れちゃうなあ。
『また、見過ぎ。』
パソコンの画面を見たまま
ニヤリと笑う将生。
『またって、なによ。』
『ふっ。また、だろ?』
『……いいじゃん。
イケメン見て、目の保養してるの。』
『ハハっ。そうか?
じゃあ、好きなだけ見てろ。』
『……。』
将生は、
ソファーで寛ぐ私の方に
視線を向けた。
『どうした?』
その端正に整った顔で私を見る。
ほんと社内1、2を争うだけあるわ。
カッコよすぎでしょ。
逆にムカついてくるわ。
『ううん、別に。
あったかいお茶でも飲む?』
『ああ。
もう、やめるから丁度いいな。』
コトッ。
テーブルの上に2つの湯呑み。
ホワホワと熱そうな湯気が上がってる。
『おう、ありがとう。』
将生の隣のイスに座って、
少し体を傾けて
パソコンの画面を覗く。
あ〜、これやってるんだ。
課長は大変だよね。
将生の仕事って、
私達部下とは
比べものにならないんだよね。
パタン。
ノートパソコンを閉じて、
書類をさっとまとめてる。
『残りは明日。』
そう言って、
湯呑みに手をかけた。
『いいの?』
『いんだよ。』
『やっててもいいのに。』
別にやっててもいいのに。
気使わせちゃったかな。
でも、休ませてもあげたいんだよね。
『いずみ。』
私の体をぐいっと自分の方に向けて
将生の膝と膝の間に
私の膝を挟み込んだ。
え〜、真っ正面ですか?
近いな〜。
さすがに照れますが?
『なに?』
『お前、可愛いな。』
『なっ、なに言い出すのよ。
可愛くないわよ。』
『いずみは可愛いよ。』
『……。』
それ、やめなさい。
三十路近くの女でも
恥ずかしいってば!
いつもの感じで話をした。
『隆也、なんだったの?』
『ああ、三鷹のプレゼンの事。』
『大変なの?』
『それなりにな。』
『そっか。』
『まあ、残業が少し増えるかな。』
『体、壊さないようにね。』
『おう。
いずみ、心配してくれてんの?』
『まあ…ね。』
なんだか。
将生の仕事がどんどん増えて、
本当に心配になってくる。
せめて、
ここでゆっくりさせてあげたい。
そう思っているのに、
なにもしてあげられない。
無力な自分にガッカリする。
食後。
4人用のダイニングテーブル。
ノートパソコンと書類を広げて
仕事をする将生。
仕事してる将生って、
やっぱりかっこいい。
悔しいけど、
見惚れちゃうなあ。
『また、見過ぎ。』
パソコンの画面を見たまま
ニヤリと笑う将生。
『またって、なによ。』
『ふっ。また、だろ?』
『……いいじゃん。
イケメン見て、目の保養してるの。』
『ハハっ。そうか?
じゃあ、好きなだけ見てろ。』
『……。』
将生は、
ソファーで寛ぐ私の方に
視線を向けた。
『どうした?』
その端正に整った顔で私を見る。
ほんと社内1、2を争うだけあるわ。
カッコよすぎでしょ。
逆にムカついてくるわ。
『ううん、別に。
あったかいお茶でも飲む?』
『ああ。
もう、やめるから丁度いいな。』
コトッ。
テーブルの上に2つの湯呑み。
ホワホワと熱そうな湯気が上がってる。
『おう、ありがとう。』
将生の隣のイスに座って、
少し体を傾けて
パソコンの画面を覗く。
あ〜、これやってるんだ。
課長は大変だよね。
将生の仕事って、
私達部下とは
比べものにならないんだよね。
パタン。
ノートパソコンを閉じて、
書類をさっとまとめてる。
『残りは明日。』
そう言って、
湯呑みに手をかけた。
『いいの?』
『いんだよ。』
『やっててもいいのに。』
別にやっててもいいのに。
気使わせちゃったかな。
でも、休ませてもあげたいんだよね。
『いずみ。』
私の体をぐいっと自分の方に向けて
将生の膝と膝の間に
私の膝を挟み込んだ。
え〜、真っ正面ですか?
近いな〜。
さすがに照れますが?
『なに?』
『お前、可愛いな。』
『なっ、なに言い出すのよ。
可愛くないわよ。』
『いずみは可愛いよ。』
『……。』
それ、やめなさい。
三十路近くの女でも
恥ずかしいってば!