同期が急に変わったら…。
『とにかく、
もう少し掛け合ってみるから。』
『うん。』
『まあ、
上までいってるから、どうなるか…。』
『将生。なんか、ごめん。』
『なんでいずみが謝るんだ?』
『わかんない。』
『俺は諦めないから。』
『うん。』
『まあ、夫婦になったら
同じ課にはいれないけどな。』
『えっ?』
顔色ひとつ変えずに
今、すごい事言わなかった?
だからぁ、
こういうのが本気か冗談か
わかんないって言ってんの。
『いずれはな。』
『……うん。』
ここにきて
そういう事言うか?
将生、あんた、さすがだよ。
でも、素直に嬉しいよ。
『いずみ。』
『はい。』
『心配すんな。』
と、優しく私の頭を撫でてくれる。
胸がキュンとする。
『ありがと。』
『いいえ。』
将生はニッコリ笑って、
私を安心させる。
『じゃあ、戻るか。』
『うん。』
『あー、宮野にだけは、
話しておくからな。』
『うん。
将生。私、企画行かないから。』
『おう。行かせるかよ。』
不安になりたくない。
オフィスに戻って、
仕事に没頭しよう。
デスクに座ると、
俊介が待ってましたとばかりに
『桐谷さんっ。』
『ん?』
いつも通りに笑顔で答える。
『朝からなんだったんですか?』
『あー、まだ言えないけど、
俊介には課長が話すって言ってた。』
『はあ、そうっすか。
気になりますよー。』
『大したことじゃないわよ?』
と、朗らかに笑っておいた。
私より
だいぶ遅れて戻ってきた将生が、
俊介を呼び出したから、
もう俊介には伝わっているはず。
会社員だから、
異動は仕方ないんだけど。
まだ私は、部署異動した事ないから
時期的には
そろそろなのかもしれないけど。
あ〜あ、
将生といい感じになったと思ったら、
これだよ。
もう少し掛け合ってみるから。』
『うん。』
『まあ、
上までいってるから、どうなるか…。』
『将生。なんか、ごめん。』
『なんでいずみが謝るんだ?』
『わかんない。』
『俺は諦めないから。』
『うん。』
『まあ、夫婦になったら
同じ課にはいれないけどな。』
『えっ?』
顔色ひとつ変えずに
今、すごい事言わなかった?
だからぁ、
こういうのが本気か冗談か
わかんないって言ってんの。
『いずれはな。』
『……うん。』
ここにきて
そういう事言うか?
将生、あんた、さすがだよ。
でも、素直に嬉しいよ。
『いずみ。』
『はい。』
『心配すんな。』
と、優しく私の頭を撫でてくれる。
胸がキュンとする。
『ありがと。』
『いいえ。』
将生はニッコリ笑って、
私を安心させる。
『じゃあ、戻るか。』
『うん。』
『あー、宮野にだけは、
話しておくからな。』
『うん。
将生。私、企画行かないから。』
『おう。行かせるかよ。』
不安になりたくない。
オフィスに戻って、
仕事に没頭しよう。
デスクに座ると、
俊介が待ってましたとばかりに
『桐谷さんっ。』
『ん?』
いつも通りに笑顔で答える。
『朝からなんだったんですか?』
『あー、まだ言えないけど、
俊介には課長が話すって言ってた。』
『はあ、そうっすか。
気になりますよー。』
『大したことじゃないわよ?』
と、朗らかに笑っておいた。
私より
だいぶ遅れて戻ってきた将生が、
俊介を呼び出したから、
もう俊介には伝わっているはず。
会社員だから、
異動は仕方ないんだけど。
まだ私は、部署異動した事ないから
時期的には
そろそろなのかもしれないけど。
あ〜あ、
将生といい感じになったと思ったら、
これだよ。