同期が急に変わったら…。
赤信号で、車が止まった。
運転席から、
将生の左手が伸びてきて、
私の右手に触れた。
『課長、仕事中ですよ?』
と、ツンとした顔をして
少し意地悪そうに言ったら、
『真面目か。』
と、つっこまれた。
で、さっと、指をからませて
手を握ってくれた。
将生って、
意外にスキンシップが好きらしい。
最近、2人の関係が変わってから
わかった事。
そして、
私もそれが嬉しいらしい。
これも、最近わかった事。
結局、東亜に到着するまで、
その繋いだ手は離してくれなかった。
もうすぐ冬が近づいているのに
少し汗ばんでくる掌。
それでも、
私もその繋いだ手を外す気は
全くなかった。
運転席から、
将生の左手が伸びてきて、
私の右手に触れた。
『課長、仕事中ですよ?』
と、ツンとした顔をして
少し意地悪そうに言ったら、
『真面目か。』
と、つっこまれた。
で、さっと、指をからませて
手を握ってくれた。
将生って、
意外にスキンシップが好きらしい。
最近、2人の関係が変わってから
わかった事。
そして、
私もそれが嬉しいらしい。
これも、最近わかった事。
結局、東亜に到着するまで、
その繋いだ手は離してくれなかった。
もうすぐ冬が近づいているのに
少し汗ばんでくる掌。
それでも、
私もその繋いだ手を外す気は
全くなかった。