幼い頃の小さな約束




あたしは、彼の言葉に顔を赤くした。

彼はそんなあたしの姿を見て、首を傾げている。



・・・小動物のようだ、と思った。









「意味、分かって言ってるんですか?」


「・・・うん。あっ・・・!」




彼は、ようやくあたしに言った言葉の意味が分かったらしい。

少しだけ頬を赤くしている彼は、すごく可愛かった。









「でも・・・、そう思ったのは、事実だから」




キュン死しそう。








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