幼い頃の小さな約束




  翌日…



「ふわあ~、よく寝た…」





あたしは、寝ぼけながら顔を洗う。


なんだかめずらしく早く起きられた、気がする。




急いで朝食を食べ、身支度をして亮太を待つ。






ピンポーン






インターホンが鳴り、玄関を開けると亮太が立っていた。



いつもの亮太の香りに、ホッとした。





「…はよ」






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