幼い頃の小さな約束




これで少しは懲りたかな。


そう思って顔を離すと、男の顔は真っ赤になっていた。






なんでコイツ、こんなに顔が赤いんだろう?


変な客だな~。






「ツンデレメイドだ・・・」



放心したように呟く、客の男。


誰が、ツンデレだ!





変な勘違いすんじゃねえ!!


あたしは付き合いきれなくて、さっさと移動した。





客は大量にいるからね。







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