代償
黙々と食べ進める上時。
味覚、アーユーオッケー?
なーんて。
「………旨い」
味噌汁かい。
「ダシ、何使った」
………ダシ?
あーぁ。
ケータイに打つ。
『煮干し』
「あぁ。煮干しな。なるほど」
具材は豆腐に白菜、葱とワカメ、大根と油揚げだよ?
そいつらは無視?
「いい感じだな。ほんと。愛は込めたのか?」
………?
愛?
もちろん、
「込めてないのか」
イエス!!
「………マジか」
………え?
「せめて、嘘でも込めた的なこと言えよ」
………はい?
何で愛なんて。
込めるわけないじゃん。
バカじゃないの?
あんた。
「嘘嘘。込めなくていい」
………へ?
………何でそんなこと言うの?
あんた。
私、あんたが嫌いなんだよ。
愛なんて。
存在すると思ったか。
「お前、俺が嫌いか」
うん。
嫌いじゃないよ。
大嫌いだよ。
「嫌いでも、頼めば作ってくれんの?」
………何ソレ。
「………ダメか」
………何なの?
その顔。
変だよ?
上時らしくないよ。
何なの?
あんた。
「………嘘嘘。冗談だ。ごちそうさま」
立ち上がって、
「45分くらいしたら、コーヒーよろしく」
お風呂に向かった。
味覚、アーユーオッケー?
なーんて。
「………旨い」
味噌汁かい。
「ダシ、何使った」
………ダシ?
あーぁ。
ケータイに打つ。
『煮干し』
「あぁ。煮干しな。なるほど」
具材は豆腐に白菜、葱とワカメ、大根と油揚げだよ?
そいつらは無視?
「いい感じだな。ほんと。愛は込めたのか?」
………?
愛?
もちろん、
「込めてないのか」
イエス!!
「………マジか」
………え?
「せめて、嘘でも込めた的なこと言えよ」
………はい?
何で愛なんて。
込めるわけないじゃん。
バカじゃないの?
あんた。
「嘘嘘。込めなくていい」
………へ?
………何でそんなこと言うの?
あんた。
私、あんたが嫌いなんだよ。
愛なんて。
存在すると思ったか。
「お前、俺が嫌いか」
うん。
嫌いじゃないよ。
大嫌いだよ。
「嫌いでも、頼めば作ってくれんの?」
………何ソレ。
「………ダメか」
………何なの?
その顔。
変だよ?
上時らしくないよ。
何なの?
あんた。
「………嘘嘘。冗談だ。ごちそうさま」
立ち上がって、
「45分くらいしたら、コーヒーよろしく」
お風呂に向かった。