僕ヲ愛シテ
「なんか、皆さん見てたら負けられませんね」

そう言って、ふわっと笑った。

「あ、やっと笑った」

「え…」

「…見た目なんか関係ないよ。自分らしく生きたらいい」

自分らしく、生きなきゃ。
真咲くんの目を見つめて言うと、なぜか真咲くんは俯いて、ありがとうございます、と呟いた。



それからお互い自己紹介したけど、20歳らしいから俺と大雅と5コちで、爽二と悠と7コちらしい。
マネージャーとは一回り違ったけど(笑)

俺らのマンションに泊める事になって、着いてすぐにシャワーに行かせた。
服が…なんていうか、酷かったし。


「サイズ的に…大雅、真咲くんにスウェット貸したげて」

「了解」

「なんやユトくんお母さんみたいやなあ(笑)」

「なッ…///うるさいっ」





守りたいと思ったのって、ちょっとした母性本能なのかな…。
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