僕ヲ愛シテ
証拠写真
昼休み。
「どうしよう…」
提出しなければならないレポートがあるが、先輩に呼ばれ出ることが出来なかった講義で説明されたと思われる部分が出てくるもので。
もともと単位もギリギリでとってきていた為、こればっかりはわからない。
先輩は専攻が違ったため、聞いてもわかるはずがない…。
つまり、誰かに聞かなければならない。
先輩は卒業しているが、こないだのように誰か先輩の知り合いがいたら…。
仕方ない、よね…大丈夫だよね…。
「よし。…ねぇ、ここ、教えてくれない?僕、この講義出れなくて…」
ちょうど隣に同じ専攻の女の子がいたので聞いてみる。
「あ、真咲くん…///えっと、ここはねぇ…」
この時は、この子照れ屋さんなんだなあ、なんて、呑気に考えていて。
「(パシャ)…あーあ。馬鹿だな、真咲は。またやっちゃって♪」
スマホの無音アプリで写真を撮られているなんて、思いもしなかった。
「どうしよう…」
提出しなければならないレポートがあるが、先輩に呼ばれ出ることが出来なかった講義で説明されたと思われる部分が出てくるもので。
もともと単位もギリギリでとってきていた為、こればっかりはわからない。
先輩は専攻が違ったため、聞いてもわかるはずがない…。
つまり、誰かに聞かなければならない。
先輩は卒業しているが、こないだのように誰か先輩の知り合いがいたら…。
仕方ない、よね…大丈夫だよね…。
「よし。…ねぇ、ここ、教えてくれない?僕、この講義出れなくて…」
ちょうど隣に同じ専攻の女の子がいたので聞いてみる。
「あ、真咲くん…///えっと、ここはねぇ…」
この時は、この子照れ屋さんなんだなあ、なんて、呑気に考えていて。
「(パシャ)…あーあ。馬鹿だな、真咲は。またやっちゃって♪」
スマホの無音アプリで写真を撮られているなんて、思いもしなかった。