僕ヲ愛シテ
写真を撮ったのは
「おらまだがくそ女男がッ」
帰宅した途端に床に投げつけられる僕。
バレた…?なんで?
「あ…ごめんなさいっごめんなさいぃぃい」
寝ころんだまま、頭をかばいつつ、膝を顎に付くまで抱き上げ身を守る体勢をとる。
暴力を振るわれるようになり、いつの間にかついていた癖。
「何よ、自分でしたごとわがってで言ってんのが?あッ?おらぁッ」
そして蹴りの連続。
なんで靴履いてるんですか。
鳩尾は昨日やられているので、2日連続はまずい。
また戻してしまう。
僕の体重がまた減っていく。
「いたっ…あッ……」
蹴りつける事に満足したのか、後ろから体重をかけて入ってくる。
動きながら、スマホを取り出し画面を見せてきた。
「なんだ、これよぉ…あ?おめだらなんぼ言えばわがんのよ?あ?」
そこには、僕と、昼休みに僕が話しかけた子の写真。
こんな近くで……スマホの無音アプリなら簡単か。
最近流行っている無音で写真を撮ることができるアプリ。
だいぶ前に先輩が僕の監視の為であろうスマホを買ってくれたけど、僕は必要性を感じず、ダウンロードしなかった。
こういう時に写真を撮るためのものなのか。
帰宅した途端に床に投げつけられる僕。
バレた…?なんで?
「あ…ごめんなさいっごめんなさいぃぃい」
寝ころんだまま、頭をかばいつつ、膝を顎に付くまで抱き上げ身を守る体勢をとる。
暴力を振るわれるようになり、いつの間にかついていた癖。
「何よ、自分でしたごとわがってで言ってんのが?あッ?おらぁッ」
そして蹴りの連続。
なんで靴履いてるんですか。
鳩尾は昨日やられているので、2日連続はまずい。
また戻してしまう。
僕の体重がまた減っていく。
「いたっ…あッ……」
蹴りつける事に満足したのか、後ろから体重をかけて入ってくる。
動きながら、スマホを取り出し画面を見せてきた。
「なんだ、これよぉ…あ?おめだらなんぼ言えばわがんのよ?あ?」
そこには、僕と、昼休みに僕が話しかけた子の写真。
こんな近くで……スマホの無音アプリなら簡単か。
最近流行っている無音で写真を撮ることができるアプリ。
だいぶ前に先輩が僕の監視の為であろうスマホを買ってくれたけど、僕は必要性を感じず、ダウンロードしなかった。
こういう時に写真を撮るためのものなのか。