掌編小説集
164.トリニティライブラリー
何百?何千?
数えるのが億劫になるくらいページがある分厚い本
それらはこれまた数えられないくらいの棚に
所狭しとしまわれている
白紙もあればびっしり内容があるものもあり
表紙もページ数も様々だ
誰かが産まれる度増えていく
誰かが亡くなる度受け継がれていく
開く度にプラネタリウムの様に広がるのは大切な思い出
過去と現在と未来が
三位一体となって一同に会する
摩訶不思議な空間
そうここは命の図書館
数えるのが億劫になるくらいページがある分厚い本
それらはこれまた数えられないくらいの棚に
所狭しとしまわれている
白紙もあればびっしり内容があるものもあり
表紙もページ数も様々だ
誰かが産まれる度増えていく
誰かが亡くなる度受け継がれていく
開く度にプラネタリウムの様に広がるのは大切な思い出
過去と現在と未来が
三位一体となって一同に会する
摩訶不思議な空間
そうここは命の図書館