掌編小説集

*167.罪生シェルター

別れよう



想いが通じた日とても嬉しかった


大事に大事に、大切に大切に

悲しみを半分にして
楽しさを2倍にして

自らの背を盾にして


何があろうと守ると決めた



でも傷付けたのは僕


恨んでもいい
憎んでもいい


だから、生きていて
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