掌編小説集
267.自覚が終焉
何時もの日常
でも何かが可笑しい
何時もの風景
でも何かが足りない
何時もの笑顔
でもどこか違う
ああ、
居ないからだ
そこに、
居ないからだ
もう、
居られないんだ
私は、
貴方とは
生きられないんだ
でも何かが可笑しい
何時もの風景
でも何かが足りない
何時もの笑顔
でもどこか違う
ああ、
居ないからだ
そこに、
居ないからだ
もう、
居られないんだ
私は、
貴方とは
生きられないんだ