掌編小説集
*285.変化は幸か不幸か
自分で輝いていた
懐かしいと思うあの頃に
見えていた景色が
少しずつ見えなくなってきたのではないか?
ふと、そんな感覚に襲われる時がある
確実に目に見えるのに
不確かなもの
目に見えないのに
確実なもの
変わったのは、
変わってしまったのは、
周囲か
それとも
自分か
懐かしいと思うあの頃に
見えていた景色が
少しずつ見えなくなってきたのではないか?
ふと、そんな感覚に襲われる時がある
確実に目に見えるのに
不確かなもの
目に見えないのに
確実なもの
変わったのは、
変わってしまったのは、
周囲か
それとも
自分か