掌編小説集

*285.変化は幸か不幸か

自分で輝いていた

懐かしいと思うあの頃に

見えていた景色が

少しずつ見えなくなってきたのではないか?

ふと、そんな感覚に襲われる時がある


確実に目に見えるのに
不確かなもの

目に見えないのに
確実なもの



変わったのは、
変わってしまったのは、


周囲か

それとも

自分か
< 285 / 664 >

この作品をシェア

pagetop