掌編小説集
304.死より恐ろしいのは貴方が居なくなること
貴方は自分を責める
敵に操られたことに
味方を、私を
傷付けたことに
でも、そんなもの小さなこと
どんな貴方でも
貴方が貴方の意識ならばいい
私はあの時確かに
救われたのだから
敵に操られたことに
味方を、私を
傷付けたことに
でも、そんなもの小さなこと
どんな貴方でも
貴方が貴方の意識ならばいい
私はあの時確かに
救われたのだから