掌編小説集

*329.招かれざる○○

終わりが無いからと

行き先を消した



分かるはずが無いと


笑顔を拒んだ



飾りモノなんだと自覚して


見える景色を引き裂いた



不要だと世界から破棄された



だから、



吐き出した衝動で


砕き潰してやった
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