掌編小説集

*330.赤色灯が光だった

壊れた心で戻れば奈落


奪われた権利を主張しても転落


消された存在だから堕落





目を開けても

閉じても


同じ色しか見えないのは


狂いかけた脳が

嘘をついてるだけ



アカイユメを魅ているだけなんだ
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