掌編小説集

371.有象無象が未曾有の集約してタイムパラドックスを

ありったけのイマジネーションを働かせて


散りばめられたモザイクアプローチを


自慢のオッドアイで繋ぎ合わす



今日はボタニガル柄のワンピース


マイクロエクスプレッションさえ見逃さない




一度だけの恋


二度と無い激情


三度目の正直



オーメンは既に





エコーロケーションで知る君の部屋の広さ


壁に反射する君の声の反響はとても心地いい




極彩色の如く、君で彩る僕の部屋





シュレーディンガーの猫と洒落込んで


クレイジーダイヤモンドの様に髑髏を並べよう




ブラックライトに照らされた


美しい君の髪とかして


経年変化に囚われない神と化そう
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