掌編小説集

413.近づいてくる現実、けれど一向に近づかない理想的な安堵の場所

光を求めていたはずなのに、

光に囲まれたら苦しくなった

闇が安心出来たのは、

私自身が闇だから




闇が私を誘うなら

それに応える方が

光の邪魔をしないと

貴方の邪魔をしないと


そう思ったんだ
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