掌編小説集

431.昨日の明日を生きるから、御法度を頂戴?

この瞬間でさえも、一秒後にはもう過去になる








息を止めたって、心臓は動いていて


立ち止まったって、地球は回って




知らない事を、知らないままでいることが、
どれだけ幸せなことなのか。




真実を告げないことは、
嘘を付いているのと同じなのに、




それだけ世の中が、
平和ボケに満ちあふれているということか。









逆らえない時の中で、

コンスタントな時間は待ってくれない。
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