掌編小説集
432.時化が協賛して、潮騒が後援する~私のノットケミカルアジュバンド~
隠れ蓑にした強がりは、
とても硬くて凄く脆い、
併せ持ってしまったから、
ほんの一瞬、
一度でも、
ヒビが入ってしまったが最後、
ガラスの様に粉々に砕け散り、
元に戻ることは難しい、
手に入るものを、
あえて望まないという、
そんな贅沢だって出来るように、
少しでも衝撃を和らげて、
叩きつけるのではなく、
受け入れられるように、
器を作らなければならない
とても硬くて凄く脆い、
併せ持ってしまったから、
ほんの一瞬、
一度でも、
ヒビが入ってしまったが最後、
ガラスの様に粉々に砕け散り、
元に戻ることは難しい、
手に入るものを、
あえて望まないという、
そんな贅沢だって出来るように、
少しでも衝撃を和らげて、
叩きつけるのではなく、
受け入れられるように、
器を作らなければならない