掌編小説集
467.名伯楽でも本気の恋は手に負えない
分かっているわ、
ド定番のラブラブデートスポットに私なんかと来たくなかったことぐらい
でもね、どこの馬の骨とも分からない奴に渡すわけにはいかないの
お兄ちゃんがお付き合いする相手は私が厳しく審査しなければならないの
正直、お兄ちゃんはモテるわ
妹の私の自慢よ
でも、恋とか良く分からないし、女なんて皆一緒だと言うお兄ちゃんが心配なのよ
カッコ悪く空回りしているお兄ちゃんなんて見たくないんだから
お兄ちゃんは、私の事、人の気持ちが考えられないって言うけど、
それは自分の気持ちに素直であるということだから
嘘偽りなんて、全く無いんだから
感情なんかに振り回されてはいないわ
私は、自分の信念に基づいて行動しているだけよ
甘い台詞がスラスラ出てくるように練習しなくっちゃね
さあ、お兄ちゃん
遠慮せず思いっきりどうぞ!
ド定番のラブラブデートスポットに私なんかと来たくなかったことぐらい
でもね、どこの馬の骨とも分からない奴に渡すわけにはいかないの
お兄ちゃんがお付き合いする相手は私が厳しく審査しなければならないの
正直、お兄ちゃんはモテるわ
妹の私の自慢よ
でも、恋とか良く分からないし、女なんて皆一緒だと言うお兄ちゃんが心配なのよ
カッコ悪く空回りしているお兄ちゃんなんて見たくないんだから
お兄ちゃんは、私の事、人の気持ちが考えられないって言うけど、
それは自分の気持ちに素直であるということだから
嘘偽りなんて、全く無いんだから
感情なんかに振り回されてはいないわ
私は、自分の信念に基づいて行動しているだけよ
甘い台詞がスラスラ出てくるように練習しなくっちゃね
さあ、お兄ちゃん
遠慮せず思いっきりどうぞ!