掌編小説集

617.過振りを皮切りに余禄に預かれているのが羨ましいから頭が上がらなくて横車を押すしかないんだろ

子供部屋おじさんとかおばさんとか

なんて見せしめに批判する

他にもっと言い方があるだろうと思えるほどに一辺倒

一度は一人暮らしをした方が良いと上から目線

自分に無い羨ましい部分をあたかも悪いことだとして

自立している感が出せる優越感を阻害する者は徹底的に排除

保続で攻撃するには弾が必要だから

加えて結婚したら今度は同居しろ?

実家暮らしの非難はするけれども同居の否定はしないいやすることが出来ない

その主張に関連性が見出だせず理想は矛盾しているから

出どころの分からないものは信憑性に欠けるだけ

常識やマナーの鋳型に嵌めたがる割に

一人暮らしをしなければ自立出来なかった言い訳

いや一人暮らしという見た目だけで自立している中身なんて無いだろう

自分の考えでしか話をしようとしないし

自分と違う考えの人には耳を貸そうともしないで

自分が苦労したんだから気付けたのが素晴らしいんだからと

いやいやちゃんと人を見てモノを言えよ

主観でしかない情報じゃなくて客観的な心で判断して

逃げ回っているのではなく完全に見切って

切らない切り札が最大の効果を発揮する

他人の意見に惑わされるのではなくその人自身を見て判断する

止めておけそう言う奴等はこちらよりたちが悪いから

一人暮らしをすれば自立していると勘違いする人とかけまして

実家暮らしを羨ましいから攻撃する人と解きます

その心は?

どれもこれもコスパもタイパも気分も悪いでしょう
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